旅先や終電逃してネットカフェ(漫喫)に泊まるときの注意点

国内を旅行するときや、終電を逃した時などに、ネットカフェ(漫喫)に泊まるという方法があります。

 

僕自身、無計画旅行をするときに、ちょくちょくネットカフェに泊まっていました。

 

ネットカフェには、

 

・当日いきなり店を訪れても高確率で利用できる
・ネットができる
・漫画を読める
・店によってはシャワーが使える
・安い(1000~2000円くらい)


といったメリットがあります。

 

ただ、ネットカフェは「宿泊施設」として営業している店ではないため、一夜を明かすときには、いくつか注意点があります(※)。

 

※ここでは完全個室ではないネットカフェを想定してます



①快適ではない


だいたいのネットカフェには、フラットシートのブースがあります。フラットシートとは、床に敷かれたマットレスに床座でPCをやるためのブースです。そのブースのスペースは、身長170cmくらいの男性なら、足を曲げずに横になれます(※店によってはもっと狭い)。

 

とはいえ、快適さとは程遠い。店内の照明はついたままだし、店員や客がブース前の通路をしょっちゅう通りすぎるので、神経質な人は眠れないだろうと思います。



②店内が乾燥している


店内はかなり乾燥しています。夏は冷房で、冬は暖房で。事実、僕はネットカフェに泊まるとよく喉を傷めていました。なので、喉を傷めるのが嫌な人は、マスクを持参すると良いです。

 

また、夏はクーラーがかなり強めにきいているので、掛布団のようなものがあるとなお良しです(店によってはブランケットが使えます)。

 

ちなみに僕は旅行時に利用するときは、夏用の寝袋を持参していました。夏はクーラー対策になり、冬は暖房で室内が暖かいのでちょうど良かったです。



③セキュリティ低い


ブースのドアには鍵がついてないことが多いです。なので貴重品の盗難があっても自己責任となります。

 

そのため、財布は必ず身につけて寝ていました(店によっては貴重品を入れる金庫がある)し、荷物の取っ手を腕にまきつけたりして、誰かが動かしたら気が付くようにしていました。



④疲れは取れない


当然ながら、疲れは取れません。次の日ひたすら眠い、みたいなことになりやすいです。

 

「金ないけど、旅するんじゃ!」というストイックな人、「普段ネカフェ行かないから楽しい!」みたいに旅先でテンションMAXになる人、なら大丈夫かもしれませんが。

 

ただ、翌日に登山などの体力を消耗するイベントがあるときは、要注意です。 

 

もう1つの重大問題

 

ちなみに、実をいうと僕自身、ここ数年ほどはまったくネットカフェ泊をしなくなりました。

 

その最大の理由は、「どうやら自分がいびきをかくことがあるらしい」からです(笑)。

 

人から指摘されて知りました。その後、実際に自分のいびきを聞いたことで、それを確信しました(眠りが浅いとき、そういうことが起こります)。

 

ネットカフェのブースは、間仕切りがあるものの、完全な個室になっていません。いびきをかいたら絶対に周囲のブースにも聞こえます。普通に迷惑です。

 

ネットカフェの客層は様々であり、周囲にどんな客がいるか分かったものじゃありません。隣の客が僕のいびきにブチ切れて、いきなり襲撃してくる可能性だってあります。

 

そういうわけで、旅先ではちゃんと宿をとることにし、ネットカフェ泊はしなくなりました。まあホテルに泊まっても、壁が薄くて隣の部屋にいびきが聞こえることはあるかもしれませんが、迷惑度でいったら、ネットカフェよりははるかにマシでしょう。

 

そんなわけで、

 

・自分はいびきをかかない!という絶対的自信を持つ人
・自分のいびきで迷惑がかかろうが知るか!という天上天下唯我独尊な人、

 

以外には、ネットカフェ泊はおススメできません!(笑)

 

自己責任で泊まりましょう。

 

※なお、完全個室のネットカフェもあるので、泊まるならそういうところをおススメします。